統計によりますと、1世帯あたり年間2.5キロくらいのぶどうを消費しているようです。
以前の私はこの平均をだいぶ下回っていたのではないかと思います。
実家にいたときはそんなに頻繁にぶどうが食卓に上がることは無かったですし、
1人暮らしになってからもあえて自分から積極的にぶどうを買っていませんでした。
ぶどうに限らず生のくだものは安くないので、
くだものが欲しかったらジュースやゼリーでなんとなく済ませていたと思います。
数年前の話ですが、友人と山梨県に遊びに行きまして、
その帰りに直売所でぶどうを買いました。
積極的にということではなく、友人が家族にお土産として買うというので、
その流れで一緒に購入しました。
びっくりするくらいおいしかったです。
とれたてというのはみずみずしさが全然違って、
気付いたらおなかがパンパンになるまでたべていました。
旅館の夕食のデザートとして巨峰が2個程度器に盛られていることはよくありますが、
正直感動とは無縁で、ただあるから食べているという感じでした。
その巨峰の質が悪いということではなく、
最もおいしく食べられるタイミングを逃してしまっているのだと思います。
以前の私みたいに普段ぶどうをあまり食べず、時間が経ってしまったぶどうをたまにたべて、
「ぶどうってこんなもんか」と思ってしまっている人には
是非新鮮なぶどうを1度たべて欲しいと思います。
「秋になったから、新鮮なぶどうを食べたい!!」っていうことは、
生きる上での楽しみになりえると本気で思います。