ここ数日はカベルネソーヴィニヨンの剪定をしています。
欧州系のぶどうは厳寒期を過ぎた頃に剪定をする方がベターとのことでこのタイミングになりました。
(カベルネソービニヨンは赤ワイン用の品種で世界で最も多く栽培されています)
一般的にカベルネは垣根仕立てで栽培されているイメージがあると思いますが、
うちのカベルネは棚仕立てになっています。
垣根仕立て・・・人の腰から背丈くらいの高さのぶどうの木を1列に並べて栽培する方法
雰囲気的には茶畑に似た感じ?かな?


日本以外の国ではこの方法で栽培されていることが多いです。
棚仕立て・・・ぶどう園と言われてイメージする栽培方法です。
巨峰など生食用のぶどうもこの方法です。
ぶどうは品種ごとに枝の伸びる強さや芽のつき方などのクセがありますので、
そのクセに合わせた剪定が必要になります。
ですが、棚仕立てのカベルネの畑は今ではなかなか珍しい存在になっており、
剪定の参考にする畑が付近にありません。
なので、ぶどうの枝の状態をとにかく良く見ています。
一昨年にどのような剪定がしてあって、去年どのように枝が伸びたかを見て、
今年どう剪定すべきか判断をしています。
ぶどうの木に剪定を教えてもらっている感じです。
土地が肥沃で降水量が多い日本では棚仕立てで木の力を存分に引き出す方法が
とても面白いと思って取り組んでいます。
直径20㎝もあるようなぶっといムキムキの幹のカベルネ、
秋には力強い実をたくさんつけてくれると思います。

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