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遊休農地と耕作放棄地という言葉は現在の農業を語る際についてまわってきます。
どちらもほぼ同じ意味ですが、それぞれの言葉を定義している領域の違いがあるようです。
大まかな意味としては「現在耕作されておらず、今後も耕作される見込みの無い農地」ということのようです。
今回私達はそのような耕作されていない畑をお借りすることになりました。
所有者の方にお話しを伺うと、ぶどうを作っていらっしゃったお父様が急に亡くなられたため、
やむなく現在のような状況になってしまったとのことです。
耕作放棄地という言葉の方がインパクトがあり、耳にも残るので、
今までは普通に耕作放棄地、耕作放棄地と言ってきていました。
でも、それぞれの畑にそれぞれの事情があることを知って、
「放棄」という言葉を安易に使うことに抵抗が出てきました。
私はとあるNPOの援農ボランティアで、耕作できない畑の維持をする活動に参加して、
それを入口にして農業の世界に足を踏み入れましたので、
遊休農地の解消を長期的なテーマとして農業に取り組んでいきたいと思っています。
ながぐつ

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