9月に募集した 千葉ぶどう園の韮崎市穂坂町にあるぶどう畑で獲れたワイン用ぶどう「ベーリー・アリカントA」のモニターに多くの方にご協力いただきましてありがとうございました。
ベーリー・アリカントAは小さい粒で種ありのぶどうです。通常はぶどうを絞った際の紫色は皮から出た色ですが、このぶどうは果肉まで赤く、発酵や煮る過程を経なくても絞るだけで色味がとてもきれいに出ます。この特徴から赤ワインの色を良くする目的でブレンドして使われることの多いぶどうです。
ワインでは主役になることが少ないこのぶどうをもっと食べる方で色々楽しむことができないか?と考えてモニターを募集させていただきました。
アリカントを受け取った皆様からそれぞれの個性ある楽しみ方を教えていただき、私たちも「おー、大胆な楽しみ方!」と驚いたり、改めてぶどうがいろんな形でみなさんの「美味しい」「楽しい」時間に入っている姿にとても嬉しく思いました。
生で食べるときは皮の存在感や種のポリポリ感を逆に楽しみながらお酒のおつまみにいいかもしれない?アリカントを乗せて食べると美味しいチーズなんか探してみたい☆
きれいな色や、果肉や皮から出る濃い味は料理のソースにかなり使えそう?というのが大きな印象です。
お忙しいなかとても貴重な時間を割いてアリカントを楽しんでくださり、試行錯誤してくださり、感想を送ってくださり、本当にありがとうございました。
皆様からいただいたアリカントの食べ方、楽しみ方、ご意見など
- アリカントへの感想
- 小粒で見た目も可愛い。そして綺麗。夜、ゆったりと食べたくなる葡萄なイメージ
- 食べると指先や舌が紫色になるくらい、色素がすごい。
アントシアニンが豊富なのかもしれない。目によさそう。 - 丸みを帯びたブルーベリーといった感じで、
身の大きさと比べて枝ぶりがしっかりしていて、野性味あふれる力強さを感じた。
- 楽しみ方
- そのまま食べた
- 味が濃いからお酒にも合う。ビールと日本酒で頂いたが、
日本酒との方がより相性が良かった気がする。
- 小さい粒の割に種が大きい。果肉は甘さは感じるが果物としてはもの足りない。皮は食べても渋みはあまり感じられない。
- 加工用と聞いており、粒が不揃いなので味に期待しなかったのだが、そのまま食べても十分に甘くておいしかった。
- うま味と甘味が濃くて、
くせもなく美味しかった。 今まで食べてきたぶどうがお肉の脂身なら、アリカントは赤身のような感じがした。 -
皮は厚めなのでそのまま食べるのは難しいが、
皮も種も渋みが全くない。 - 皮がしっかりした印象で、
その分丸ごと食べると果肉よりも皮が勝ってしまう感じがした。糖度が高いはずのわりに皮があることでそれほどしつこく感じなかった。 - 種がそれほど硬くなくポリポリと噛めて、
丸ごとそのまま食べる時のアリカントの魅力の一つになっているように感じた。
- 味が濃いからお酒にも合う。ビールと日本酒で頂いたが、
- フルーツカクテルに使ってみた
(きれいな色がカクテルに合っている) - ローストビーフのソースにした
<レシピあり> - 冷凍してシャーベットにした
- 果肉入りシロップにした
ヨーグルトに混ぜたり、チーズケーキのソースとしても使えそう。
- スペアリブをアリカントで煮込んでみた
<レシピあり> - とりもも肉のソテーのソースにしてみた
<レシピあり> - ヨーグルトスムージーにしてみた
<レシピあり>
- そのまま食べた